7年くらい前に、防災用品のことを記事に書いた。
手でハンドルを回して充電する防災のラジオライトのことを。
当時、カード会社のポイントで交換した製品だったけど、定期的に手で回して充電し、メンテナンスを怠らずに大事に保管していたのだった。
今回も、正月休みにゴソゴソと防災バッグから取り出して、たくさん回して充電してみたのだが・・・。
いつもと違ってなんか様子がおかしい。
ラジオを鳴らしたり、LEDライトも点けてみたけど、どれも1分ももたずに消えてしまうのだ。
これでは、いざ地震のときは使い物にならないではないか。
もう7年近くも使っていたので、中に入っている充電池の寿命と判断した。
ただ捨てるだけではもったいないし、充電池なら分別して捨てればリサイクルになると考え、分解してみることにした。
ビスをはずすのは簡単だったけど、どうしてもケースをパカッと二つに別けられない。
ちょうど、ラジオのボリュームダイヤルと選局ダイヤルが、ガッチリ付いてはずれないため、ひっかかっているのだ。
ニッパーという先がとがったペンチでつまみを壊して、何とか分解に成功。
中からは、1センチくらいのボタン電池が3個出てきた。リチャージャブルと書いてあった。
こんなに小さくて容量の少ない電池だったとは!ちょっとビックリ。
これでは、一生懸命に回して発電しても、ガラケーの電池の半分も充電できないのでは?
バーアンテナという、AMラジオのアンテナにあたる部品も3センチくらいの小さなものだった。
ラジオもあまり感度が良くないなと思っていたが、納得。
分解して初めて製品の姿を知るのですね。
7年前の記事はこちら。年月の経つのは早いものです。