防災用の手回し式発電ラジオ&ライトは、当たりハズレが大きい!〜東芝 VS JCBのOki Dokiポイント製品〜比較レポート

今回、2種類の手回し式発電ラジオ&ライトを手に入れたので、その使用感をレポートしてみます。
今までは、電池式の小型ラジオとLEDライトを防災用に備えていたのですが、備蓄している電池切れのリスクを考えて、
手で回して発電するダイナモ付きの製品を手に入れました。

まずは、家電量販店で買った東芝製のTY−JR11です。

     

これは携帯電話充電用のコードが付いていて、しかも単4電池2本を入れても使用できます。
LEDライトが1灯、サイレンも鳴ります。しかも生活防水とうたっています。
ラジオはAMとFMで、FM用にロッドアンテナ(伸縮用のアンテナ)も付いています。

取扱説明書を読むと、
発電用のハンドルを1分間に約120回まわして、ラジオは約60分、
携帯電話は約15〜90分(連続待受け時間)、約1〜3分(連続通話時間)、
ライトは約30分の点灯、サイレンは約5分と書いてあります。

実際にダイナモで発電してラジオを聞いてみると、AMもFMも音質は悪くなく、音もはっきり聞こえるので十分実用的です。
LEDライトは明るいですが、サイレンの音量はまあまあかな。



次に、JCB(ジェイシービー)カードのOkiDokiポイントを貯めてもらえる、チャージングラジオライト(手回し式発電ラジオ&ライト)を手に入れたので、その使用感です。
650ポイントを使用するので、約3250円相当です。

     



     

どこの製品なのかは送られてくるまでわからなかったのですが、
製造会社が株式会社アオヤギコーポレーション(新潟県燕市吉田下中野)とわかりました。

LEDライトは、1灯点灯と3灯点灯の2種類があり、携帯電話充電用のコード類も付いています。
サイレンは東芝製と同様にまあまあかな。
FMラジオ用のロッドアンテナもありました。

取扱説明書を読むと、発電用のハンドルを1分間に約120回まわして、
ラジオは約5分、ライト3灯で約30分の点灯。
3分間回して携帯電話は約2〜8分(待受け時間)と書いてあります。
東芝製よりも効率が悪い!

ガッカリしたのがラジオ!
AMはまだマシなのですが、FMが全くダメ!
何がダメかというと、音がはっきり聞こえない、
つまり、同調が甘いというか、分離がちゃんとなっていないというか、とても聞く気になれない音質ですね。
人が何をしゃべっているのかよくわからない、もごもごしているというか、ダイヤルの同調ポイントをだいぶはずして聞いている感じです。

率直な感想は、東芝製に比べると、とてもじゃないけど、お金をドブに捨てたようなもので、人には薦められません。
今回はポイントを使ったのですが、これならギフトカードに換えて、家電量販店で別の製品を買った方がよっぽどマシでした!

他にソニー製品も気になるのですが、何個もあってもねえ。
機会があったらレポートしたいですが。

結論は、やはり有名メーカー品が無難だと痛感しました。

2013.10.27追記 その後、驚くべき結果に!

こちらの記事を読んでください。
dah-and-may.hatenablog.com