5年前を振り返って
東芝製の防災手回しラジオはすぐ壊れてしまったけど、JCBカードのポイントを貯めてもらったアオヤギコーポレーションのチャージングラジオは、5年以上経った今も、手回しのハンドルが折れることもなく十分に使えています。
5年前の出来事はこちら ↓
dah-and-may.hatenablog.com
ただ当時は折りたたみ式の携帯電話、今でいうガラケーが主流でしたが、今はスマートフォンの時代。
今持っている防災用ラジオでは、スマートフォンは充電できない。
しかも発電効率が悪く、大変な思いをしてハンドルを回しても、通話できる時間はほんの少しというレベル。
ソニー製品に決定
いろいろ調べた結果、ソニーのICF-B99という防災用ラジオを購入した。
残念なところは、値段が少し高めなこと。しかもちょっと厚みがあるので、バッグの中で少し場所を取るかも。
でもスマートフォンが充電できるし、あらかじめ手で回して発電して内蔵電池に貯めておいてから、充電できる。
これは今持っている一昔前の防災用発電ラジオではできなかったことだ。
発電効率も良くて、例えば1分間手で回すと、その何倍もの時間、スマホを充電できる。
小さいながら太陽発電パネルも付いているけど、これだけでは十分な発電は見込めないので、おまけ程度だけど。
内蔵充電池のほかに、乾電池も入れられるので、乾電池からスマホを充電することも可能。
ラジオはAMもFMも十分な感度があって満足のいくものでした。
付属品もそろっているし。
写真でもわかるように、FM用伸縮アンテナもあるし、選局目盛りもあるし、かなり良い製品。
アイリスオーヤマの製品も買ってみたが・・・
値段が安くて、スマホが充電できて、発電効率が良い製品は他にないかを条件に選んだ結果がこれ。
ソニー製品を買った後もあり、今度はガッカリすることになってしまった。
アイリスオーヤマの防災手回しラジオJTL23
小型で値段も安いけど、不満な点がいっぱいある製品だった。
写真では少しわかりにくいけど、横にずらして切り替えるスイッチが、小さくて固いので、爪で操作しなければならず、しかも1つずらすつもりが一気に2つくらい動いてしまう。
ラジオの選局は、ダイヤルの目盛りがなく自動サーチ式になっているため、どこかの放送局を勝手に選んで聞かされる仕組み。
これは、自分で聞きたい放送局を選ぶことができなくて非常に不便だし、どこの放送局を聞いているのかもわからないため、かなりのストレス。
自分でダイヤルで選ぶ方式が絶対に良いのに。
非常時は、どこかの放送が聞こえさえすればありがたいだろうという発想なのか。
FMラジオは特に感度が良くないため、アンテナを出して使わなければならず、このアンテナが滑稽!
上の写真では、ちょうど写っていないけど、裏側にフタがあって、そこにFMアンテナ用のビニール線が収納されており、折り目の付いたビニール線を垂らして使うのです。
名付けて、金魚のフン!
これはあまり格好の良いものではない。
発電効率は悪くはないのにねえ。
充電池の持ちが良いのを売りにしているけど、金魚のフンアンテナじゃ、安っぽさ全開!
この製品は、ずっと非常袋に入れてしまっておくのがベストなのかも。
ソニーのは、しまっておくのはもったいなくて、普段でも使いたくなるのだけど。